先日、1号の学校の登校日がありました。
同高校では生徒が3人犠牲になられたそうです。
体育館には寄付された、制服や体育着がありました。
学校に近くでは、小さい子の写真を持った若い夫婦が喪服姿で歩いてました。
少し離れると、遺体安置所がありました。
こんなに近くで起こった事なのに、
色々な視点からの情報はネットやテレビで見ているのに
現実であるという感覚があまりなく…
実際少しだけ見てきました。
以前、お店を出していた場所のすぐ裏。
生徒さんのお知り合いで
体格のいい男の子の服を必要としている子がいると聞き
個人的に避難所に持って行くというお話だったので、少しばかり2号の服を持っていきました。
そのお宅からはこんな光景が
ご自宅も危険な状態で退去命令が出ているそうですし
毎日こんな光景を見ているなんて…
そして石巻に行った方からの写メ
実際、地震直後は停電してラジオでは情報を耳にしていたものの
電気が通った時には、地震や津波が起こった時などの報道はもう終わっていて
避難所での報道がメインになっていました。
もうすぐ1ヶ月が経とうとして、某動画サイトで津波の様子をみたり
実際に自分の目でみたりする事が出来、本当に本当に現実に起こった事なんだと感じている所です。
生徒さんの中でお一人だけ連絡の取れないかたがいらっしゃいましたが
昨日ようやく連絡が取れ、無事を確認出来ました!
海に近い所の方なのでもしかして…という思いがあったり
批難しているかも!と避難者リストを見たりしていましたが連絡が取れて本当にホッとしました。
被害にあった方々の気持ちは少しは想像できても、理解する事はきっとできません。
でもちゃんと事実として受け止めなければいけないし、
自分が恐怖に感じた事を忘れないようにしたいと思っています。
家族を亡くされた方や、犠牲になった方々の事を記事で見て
涙を流される方や、また批難される方もいます。
どう感じるかは人それぞれなんだとも感じました。
誰かが天災によって犠牲になり、悲しみ絶望している人がいて
それを助けようとする人がいて、
壊れた所があって、また直そうとする人がいて
少しずつ、少しずついい方向に進んでいるんだと思います。
学校で配られたプリントは高校生を対象とした文章で、
「人間には自分を守るために、体と心に組み込まれているシステム(治癒能力)があります。
この震災を経験した人は、必ず反応をおこします。
中途半端に大人をやらず、かっこ悪い自分を出してあげましょう。
人間は格好悪い生き物だから。」とありました。
大人も子供も頑張り屋さんが、みんなが落ち着いた頃に崩れてしまうそうです。
みなさんは頑張りすぎていませんか?
そろそろ余震が落ち着くと思っていたら、また大きな余震。
まだ半年から1年は余震が続くらしいですが
頑張ったら、少しでも力を緩めて…たまに肩の力を抜きながら生きましょう!
追記;
いろんな事を思っていましたが、なかなか文章に出来ずにいました。
お気に触ってしまった場合は、深くお詫び申し上げます。